精神病と神経症の違い2
この記事で、
精神病と神経症の違いって何?
という話をしていたのだけど、
このまとめを読んで、すこしわかったような気になる。
わかったような気になる、てのはわかってないのと同義だけども
"ラカン的臨床の主眼は、神経症と精神病の鑑別診断にあります。なぜかといえば、精神病構造をとる患者を寝椅子に寝かすことは、発病を促進する危険性があるからです。そのため、数回の予備面接で神経症と精神病を鑑別する技法をラカンは必要としたのです。"
「寝椅子に寝かす」てのはつまり、精神分析療法を行う、という意味かしらね。
てことは、ラカンというひとの考えを元にしているお医者さんから見て
精神病=精神分析療法がうまいこといかへん患者さん
神経症=精神分析療法がうまいこといくかもしれない患者さん
てことか。
なんでラカンというひとが神経症と精神病を分けたがるんか、というのはわかった。
でも「父の名」とか、「象徴界と現実界」とか、よくわからん単語がちょいちょいでてくるなあ。
次の疑問として、
なんで神経症には精神分析療法が効いて、精神病には効かんの?
というのが出てくるわな。
てか精神分析療法なんてうけたことないなー。知らずに受けてたのかもしれないけど…
とある本で
「統合失調症の患者さんが精神分析療法を受けるのは、骨折した足でサッカーするようなもの」
的な、比喩があったなー。
この説明
http://www1.hinocatv.ne.jp/nanao/tougousittyousyou.html#tiryou
もわかりやすい統合失調症の説明だなあ。
"しかしながら、精神分析療法などの洞察的精神療法は、原則として本症に適応はありません。幻覚・妄想の活発な急性期は洞察的療法を試みることが困難ですし、慢性期においても、治療効果が上がっているという論拠は報告されていません。"
なるほどね。