鏡像段階について
ぜんぜん別のことを考えているうちに、ふと思いついたことなんだけど。
鏡像段階、について、
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/06
- メディア: 新書
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この本の中で、こんな問いがあったのね。
ところで、もし鏡を持たない社会集団があったら、そこにおいて鏡像段階はどうなるのでしょう?
たぶん、鏡を持たない社会集団でも、鏡像段階はある、と思う。
では鏡を見るかわりに、どうやって「象徴的意識」を得るか?
その答えは、トンネル、にある。のではないかと思う。
自閉症を持つある子供が、トンネルをくぐること、や、閉じられたドアを開けて向こうがわに行くこと、を怖がる、という、話を、聞いたことがあって。
何故怖いか、というと、自分を俯瞰で見ることができない、ニアリーイコール、象徴的意識が芽生えていない、から、トンネルの向こうにいる自分を想像できない、みたいな…このへんうまく捕まえて、言葉にすることができないんだけど。
トンネルをくぐる、ということと、鏡を見てそれをわたしだと思う、ことは、つながってるんじゃないかなあ、という思いつき。
だからこそ、茅の輪くぐりとか、胎内めぐりとかがあるのかなあ、とか。
アリスもラビットホール抜けるし。ルッキンググラスをスルーするし。
うー、思いつき書きなぐり。